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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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集団サイズと新皮質

集団サイズと新皮質の相関関係を進化論的に解説するならば,霊長類は大きな集団で生活する必要があり,そのため脳が大きく発達したということになる。動物が大集団で生活する理由はいくつかあるが,やはり敵から身を守るためというのが筆頭だろう。そのことは,集団のサイズが最大で,新皮質も大きいのがヒヒ,マカク,チンパンジーだと聞けばうなずける。いずれも草原や森のはずれなど開けた場所で生活する種類だ。しかも地上ですごす時間が長いため,敵に襲われるリスクがとても高い。

ロビン・ダンバー 藤井留美(訳) (2011). 友達の数は何人?:ダンバー数とつながりの進化心理学 インターシフト pp.21
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