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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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作曲時期

人間の場合は音楽が尾羽がわりだという説にも,裏づけはたくさんある。人気アーティストはセックス・アピールばつぐんだが,証拠はそれだけではない。進化心理学者ジェフリー・ミラーがジャズとポピュラーのミュージシャン,それにクラシックの作曲家で調べたところ,生殖可能な年齢のあいだがいちばん多作であることがわかった。またヴィヴァルディの献身的な努力も忘れてはならない。彼はピエタ慈善院で親のいない少女たちにヴァイオリンを教え,自らが指揮をして演奏会を開いていた。彼女たちの多くはそこで見初められ,金持ちの男性のもとに嫁ぐことができた。
 私の学生のひとりコスタス・カスカティスは,ミラー説をもっと厳密に検証するため,ヴェートーヴェンからマーラーに至る19世紀ヨーロッパの作曲家と,1960年代ヴィンテージ・ロックのスターを対象に創作活動の変遷を調べた。新曲を書くペースは結婚と同時にがっくり落ちるが,離婚や死別をして次のパートナー探しをはじめると,とたんに上がる。そして新しい人といっしょになると……またペースが落ちるのだ。

ロビン・ダンバー 藤井留美(訳) (2011). 友達の数は何人?:ダンバー数とつながりの進化心理学 インターシフト pp.64-65
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