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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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よいモデルは

よいモデルは,たとえ予測が当たらなくても役に立つ。「どんな予測もたいてい間違うことがわかる。すると,なぜ間違うのか理解しようとする。そして間違ったときにどうするのか,間違ったときのコストを最小にするにはどうすればいいのかを考える」とオゾノフは言った。
 心にとめておいてほしいのは,モデルは世界の複雑さを理解するためのツールであって,世界そのものの代用品にはならないという点だ。これが重要なのは,予測するときだけではない。マサチューセッツ工科大学(MIT)の神経科学者トマソ・ポッジオは,私たちの脳による情報処理は推定作業の連続だと見ている。

ネイト・シルバー 川添節子(訳) (2013). シグナル&ノイズ:天才データアナリストの「予測学」 日経BP社 pp.253
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