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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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周辺視力の弱さ

目から送られる生データに含まれているもう1つの欠陥が,「周辺視力の弱さ」によるものである。腕を伸ばして親指の爪を見つめると,視野のうち鮮明に見える範囲は,爪の内側,おそらく爪のなかに入ってしまうような領域に限られるだろう。視力が1.0以上の人でも,この中央領域より外側の視力は,分厚い眼鏡をかけている人が裸眼で見た時くらいに相当する。

レナード・ムロディナウ 水谷淳(訳) (2013). しらずしらず:あなたの9割を支配する「無意識」を科学する ダイヤモンド社 pp.62
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