忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

殺人と暴力事件

平等と社会環境の質との関係を示すものとしてもう1つ重要なのは,殺人と暴力事件についての調査である。国内のものにせよ,国ごとの比較にせよ,格差が大きいところほど殺人事件の発生率が高くなるという強い傾向があることが数多くの研究から示されている。アメリカ国内では1990年の人口10万人あたりの殺人件数は,州によって2から18までとばらつきがあった。この違いをズバリ1つの理由で説明するとしたら,その最も有力なものは,収入の格差だったのである。34の似たような研究例をまとめたところによると,収入の格差と殺人・暴力事件の関係はいくつもの違う文化圏に確固として存在するという。

リチャード・ウィルキンソン 竹内久美子(訳) (2004). 寿命を決める社会のオキテ—シリーズ「進化論の現在」— 新潮社 pp.31-32
PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]