忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

器用な採集者

この一連の発見で重要なのは,ゴーラム洞窟のネアンデルタール人たちが,大型哺乳類の奇襲を専門とする狩人ではなく,目の前にある豊富な資源を使いこなせる器用な採集者だった事実が示されたことだ。おそらく彼らの食生活はこれまで確認されているものよりも広範囲にわたり,果実,地下茎,地虫なども食べていたに違いないが,そうしたものは痕跡を残さずに消えてしまったのだろう。いずれにしても,大型哺乳類が食料の摂取率に占める割合はごくわずかだったはずである。

クライブ・フィンレイソン 上原直子(訳) (2013). そして最後にヒトが残った 白楊社 pp.205
(Finlayson, C. (2009). The Humans Who Went Extinct: Why Neanderthals Died Out and We Survived. Oxford: Oxford University Press.)
PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]