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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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全般的知識は必要悪

 「ただ単に諸君に全般的な理解をあたえんがためなのだよ」と所長はいつも見修生たちに説明するのだった。というのは,彼らは,いやしくもその仕事を賢明に遂行してゆこうとすれば,もちろん何らかの全般的理解はもたなければならぬのだから--ただし,もし社会の善良にして幸福な一員であろうとするならば,全般的理解はできるだけ最小限に止めておくことだ。それは,だれしも知っているように,専門的知識は徳と幸福を増進するが,全般的知識は知的見地からいって必要悪なのだから。そもそも社会の背骨をなすのは哲人ではなくして,糸鋸師や郵便切手蒐集家なのである。

ハックスリー 村松達雄(訳) (1974). すばらしい新世界 講談社 p.8
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