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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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信奉者と懐疑派

グローバル化の真の信奉者はこう主張する。第1に,グローバル化には生活水準を高める素晴らしい可能性があり,どの国もいつまでもこの可能性に背を向けているわけにはいかない。第2に,グローバル化によってしか解決できない新しい問題にぶつかっている。第3に,技術が進歩して,グローバル化が容易になっていく。
 これに対して,懐疑的な人はこう反論する。第1に,平和がもたらす利益もやはり素晴らしいが,その利益に背を向ける国がたえない。第2に,グローバル化ですべての問題が解決できるわけではない。第3に,技術の歴史をみると,過去の技術で容易になった点が,新しい技術で逆にむずかしくなる例がいくらでもある。

アルビン・トフラー&ハイジ・トフラー (2006). 富の未来 上 講談社 pp.166
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