忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

人口と豊かさ

実際には,人口の多い国々は不釣り合いなほど貧しい。10カ国中8カ国がひとり当たりGNP8000ドル以下で,5カ国は3000ドルを下回る。裕福な国々は不釣り合いなほど人口が少ない。10カ国中7カ国が人口900万人以下で,2カ国は50万人を下回る。両リストの間の際立った差は,人口増加率にある。裕福な10カ国がごくすべて低い率(年1パーセント以下)を示しているのに対し,人口の多い9カ国(重複しているアメリカを除く)のうち7カ国までが,裕福な国のいちばん高い数字を上回っている。残るふたつの大国のうち,中国では政府の命令で強制的な堕胎が行われ,ロシアでは公衆衛生の破綻で人口がむしろ減りつつある。つまり,経験的な事実としても,人口の多さと増加率の高さは,豊かさではなく,貧困を意味する。

ジャレド・ダイアモンド 楡井浩一(訳) (2005). 文明崩壊:滅亡と存続の命運を分けるもの(下巻) 草思社 pp.347
PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]