忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

クラーク・ハル

当時の流行は,ブラックボックスである脳ではなく,測定可能な行動だった。ソーンダイクやスキナーが主流だった。当時の心理学理論の重鎮だったイェール大学のクラーク・ハルは,刺激と反応が性格を規定するという考えに基づき,行動を予測する包括的な理論を打ち立てた。人々はハルの言葉に耳を傾けた。彼は穏やかな声で明瞭に語る献身的な科学者で,多くの仲間に愛され,尊敬されていた。ある分析によると,学習と動機づけに関する1940年代の全研究のうち,70%がハルの本や論文を引用していたという。

デボラ・ブラム 藤澤隆史・藤澤玲子(訳) (2014). 愛を科学で測った男 白楊社 pp.133
PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]