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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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死と離婚

調査は意外な結果になった。親の死はたしかにつらい経験だが,寿命との間には特に関連性は見られなかった。たしかに一時的にはつらくても,やがて子供は現実を受け入れ,前に進んでいくことができるようだ。
 しかし,離婚となると話は別だ。普通に考えると,死別よりも離婚のほうが心の傷は浅そうに思われるだろう。亡くなってしまったらもう会えないが,離婚なら生きているので,まだ会うことができるからだ。しかし,結果はまったく正反対になった。

ハワード・S・フリードマン,レスリー・R・マーティン 桜田直美(訳) (2012). 長寿と性格:なぜ,あの人は長生きなのか 清流出版 pp.110
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