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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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万能から自由に

万能という理想から離れて自由になることで,研究者としての適応度が逆に上がるということがある,という話がとにかくしたい。益川さんのように英語が苦手なら,英語が得意な人と共同で研究をすれば良いし,いまの時代,英語はお金さえ払えば書いてくる業者もある。これは,プログラムであっても同じである。プログラムを外部の会社に外注している研究者は結構な数いる。研究者を目指す上で,最初は誰しもが万能研究者を目指すべきだろう。だが,それで数年やってみて,それでも限界を感じることがあれば,そこですべてをあきらめるのではなく,できないことは捨てるという選択肢を取ると,研究者としてやっていける道が逆に開けるのだと個人的に強く信じている。

妹尾武治 (2014). ココロと脳はどこまでわかったか?脳がシビれる心理学 実業之日本社 pp.173
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