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読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

メチル化

メチル化とは,細胞内を漂っているメチル基(Me)がDNAの特定の場所(通常はシトシン塩基)にくっつくことを言う。ちょうどキュウリのスティックに薄切りのオリーブを載せるような感じだ。メチル化した遺伝子はタンパク質を作れなくなる(これを「不活性化する」,あるいは「スイッチをオフにする」と言う)。通常,メチル化は遺伝子の働きや「発現」を抑制し,非メチル化(メチル化していた遺伝子からメチル基が外れること)は,遺伝子のスイッチを再びオンにする。非メチル化した遺伝子は発現し,再びタンパク質を作るようになる。突然変異と違って,メチル化・非メチル化は元に戻すことができるが,長期間にわたって続く場合もある。

ティム・スペクター 野中香方子(訳) (2014). 双子の遺伝子:「エピジェネティクス」が2人の運命を分ける ダイヤモンド社 pp.33

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