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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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質的個人差と知能

このように,ビネーは個人差,つまり個人の質的差異を明らかにすることに熱中していた。このことは,ビネーがのちに知能テストという測定尺度をつきり,年齢といういわば量的なものをとりあげることになる点と矛盾していると思われるかもしれない。実際,個人差の心理学と,個人の微妙なニューアンスを無視する知能尺度の使用とは,正反対のもののようにもみえる。だが,ビネーの意見が変わってしまったわけではない。知能テストをつくり,精神年齢の使用を主張するようになったあとでも,たえず彼は,子どもが大人の縮図でもないし,おとなの知能程度を希薄にしたものでもないことを,強調しつづけていた。

滝沢武久 (1971). 知能指数 中央公論社 pp.28
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