I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

知能を身長にたとえる

実際,10歳以前は,個人個人の能力差よりも年齢差の方が大きいけれど,10歳から15歳の間は,年齢差と個人差の関係があいまいとなり,個人差のために,発達を年齢によって測定することを困難にしている場合が少なくない。さらに,15歳を越えると,個人差が目立ち,その能力の発達を,年齢尺度で測ることができなくなってしまう。
 知能を身長にたとえてみればいい。身長は30歳ごろまで伸びていくものだ。だが,15.6歳ごろから,身長の伸び率は,大きな意味をもたない。伸びの一般性はなくなり,個人差の方が大きくなるからだ。だから,18歳の身長とか,20歳の身長とか,25歳の身長とかいうよりも,小中大であらわしたほうがいい。同様に,知能の発達をしめすのに,年齢以外の尺度を使った方が適切だ,とシモンも考えていた。

滝沢武久 (1971). 知能指数 中央公論社 pp.92

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