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読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

極論に走る可能性

私が危惧するのは,集団的自衛権の行使ということになると,当然,世論が「軍はどう考えているか」を聞きたがるということです。戦後,一貫して沈黙を守らされてきた自衛隊が,急に,国際政治や国内政治に関連した発言をすることになると,ここまでは言ってもいいが,ここから先は発言してはならない,というようなレッスンを受けていないので,極論に走る可能性を否定できません。政治家のポピュリズムも怖いのですが,軍の現役幹部がポピュリズムを振りかざしたりすると,目も当てられないことになります。戦争で国民の支持を取りつけようとするからです。このことは,シビリアン・コントロールを崩壊させる危険をはらんでいます。

内藤正典 (2015). イスラム戦争:中東崩壊と欧米の敗北 集英社 pp.68

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