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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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能力の多様性

なぜ,その人の評価と知能の評価とを区別するかといえば,理由は簡単である。人間の能力は極めて多様である。算数の能力もその1つであるがケン玉遊びもその1つであり,白痴児にその名人がいたそうであるが,素手でハエを捉えるのも人間能力の1つである。知能検査は決してこういう能力をテストしない。それはつまらない,役に立たない能力であるからである。現代社会における高度の学問や技術やの習得に不可欠な基礎的能力でないからである。社会の上層の仕事に従事するのに必要でないからである。知能検査で測られる知能とは望ましい社会人であるための必要条件としての知能であり,テストはその種の精神発達の検査に他ならない。

日本臨床心理学会(編) (1979). 心理テスト・その虚構と現実 現代書館 pp.145
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