I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

わかりきったアドバイス

ボストン・レッドソックスの大打者テッド・ウィリアムズは,いつも癪に障ることが1つあると話したことがある。相手チームのランナーが塁に2人以上出ていて,バッターボックスに強打者が立つと,監督はマウンドまで出てくる。そしてピッチャーに「打たれにくいところをねらっていけ。ただし,フォアボールはやめてくれよ」というだけいって,さっさとベンチに引きあげるのだ。ばかばかしい!ピッチャーだって打たれにくいところに投げたいし,フォアボールも出したくないに決まっている。わかりきったことではないか!そうではなく,「ここではフォアボールはまずいから,ストライクゾーンをねらっていけ!」,もしくは「ここでは打たれたくないから,フォアボールで逃げろ」とはっきり指示してこそ役立つ助言なのである。それなのに,監督はどちらもうまくやれと簡単にいう。業界アナリストとそっくりだ。

フィル・ローゼンツワイグ 桃井緑美子(訳) (2008). なぜビジネス書は間違うのか:ハロー効果という妄想 日経BP社 pp.26

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