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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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信頼できそうか

ある人がどれくらい説得力があるかは,その人がいかに信頼できるかにかかっている。そして,信頼性は,その人がどれほど専門知識をもっているようにみえるかによる。これは,童顔の人に欠けているところである。童顔の人は,同じような背景をもつ同齢のおとな顔の人にくらべて,ある問題について適切な事実をよく知っているとみなされることが少ない。信頼性はその人がどれほどあてになるかによってきまる。なんでも知っている専門家だとみなされてはいるが,事実を教えてくれるほど信頼できると思われていない人は,説得力がありそうには思えない。童顔の人の強みは信頼されることにある。正直そうな顔のおかげで,彼らは心から信じていることを話しているとみなされるのである。

レズリー・A・ゼブロウィッツ 羽田節子・中尾ゆかり(訳) (1999). 顔を読む:顔学への招待 大修館書店 pp.145
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