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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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ワトソンと広告

20世紀の初頭以来,実業家は消費者心理の謎を解明するために心理学の専門化の助言を求めてきた。1920年代には,絶大な影響力を持つアメリカの心理学者ジョン・B・ワトソンが,広告の基本的な学習理論を提唱した。消費者は製品を購買する動機があるときに購買する,というのがそれだ。購買欲を育てる絶対確実な方法の一つとして,ワトソンは人々の自己像(自分自身について抱いているイメージ)と,それに付随する情動や,関連する文化的事象に訴えるよう,企業に勧めた。

サリー・サテル スコット・O・リリエンフェルド 柴田裕之(訳) (2015). その<脳科学>にご用心:脳画像で心はわかるのか 紀伊國屋書店 pp.66
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