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読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

トンボの人気

何千年も昔から,日本人はトンボやイトトンボ(トンボ目)といった昆虫を愛でてきたが,世界中のどこででも,トンボが人気者だったわけではない。イギリスや北米では——ごく最近まで——一般には黙殺され,何の害もなさないのに,恐れられることさえあった。フランク・ルッツによれば,トンボは「悪魔のかがり針と呼ばれ,いけないことをした子どもの耳を縫いつけてしまうといわれていた。そのほかには,蛇の医者や蛇の飼育者という呼び名があり,これはトンボ類が爬虫類の生理的欲求に供するとされたためである。馬刺し虫という呼び名は,トンボが刺すというこれもまた誤謬に基づくものだ」という。

ギルバート・ワルドバウアー 屋代通子(訳) (2012). 虫と文明:蛍のドレス・王様のハチミツ酒・カイガラムシのレコード 築地書館 pp.23-24

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