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読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

どちらを買う

例えば宝くじを買う場合,2枚のくじがあって,それぞれの番号が
  1,000,000番
  4,194,304番
であったとしたら,最初のくじを買う人はいないであろう。しかし,客観的に考えれば(わざわざ頻度をもち出さなくても)この2枚のくじが当たることは「同じ程度に確からしい」ことは明らかである。しかし,そのことを理解している人でも(筆者自身を含めて)最初のくじのような「不自然な番号が当たるはずはない」という心理が働くことは避けられない。しかし,そこでさらに,実は
  4,194,304 = 2^22
であって,したがってこれを2進法で書くと
  10000000000000000000000
となることがわかったら,今度はこの番号を買おうとする人はずっと少なくなるであろう。
 

竹内 啓 (2010). 偶然とは何か:その積極的意味 岩波書店 pp.48-49

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