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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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真の実力とは

普段は極めて頭の良い心配症型の子供たちは,一発勝負の試験環境でテストされるという理由だけで,志望する学校に入れないのである。この子供たちには,問題を解く力があったはずだ。試験がこれほど競争的なものではなかったら,正解を導くことができただろう。唯一の問題は,これらの子供は,生まれつきの遺伝子の型によって,試験で力を発揮しにくいということだった。「私はプレッシャーがもたらす効果を否定はしない。実際に,プレッシャーによってメリットを得る人もいる」とチャンは述べている。「ただし台湾のこの試験のプレッシャーは,あまりにも強い」
 私たちの社会は,これほど強いプレッシャーを与えずに,子供の学力を評価する他の方法を見いだすべきではないのだろうか?

ポー・ブロンソン7アシュリー・メリーマン 小島 修(訳) (2014). 競争の科学:賢く戦い,結果を出す 実務教育出版 pp.108
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