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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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糖分・脂肪・塩分

私たちは,砂糖が体によくないことを知っている。糖分と脂肪と塩分は,現代の食品添加物の「聖ならざる三位一体」だ。しかし,それがどれだけ体に悪いかについては,必ずしも知っているとは言えない。飽和脂肪に対するロビー活動が非常に効果的に行われてきたため,食生活に関心のある消費者は,脂肪の摂取量と心臓疾患のリスクには,単純な相関関係があると思い込んでいる。しかし,そんな関係は存在しない。糖分も脂肪と同じくらい動脈に悪影響を与える。糖分は肥満と糖尿病の直接の原因になるからだ。そして心臓発作を引き起こす危険性は,単に脂肪分の多い食生活を送るよりも,肥満や糖尿病になるほうがずっと高い。

デイミアン・トンプソン 中里京子(訳) (2014). 依存症ビジネス:「廃人」製造社会の真実 ダイヤモンド社 pp. 145
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