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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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説明と理解

どういうことか。本書の関心に即して私なりにまとめると,およそ次のようになる。「説明」と「理解」とは,同じ水準に並び立つような営みではないし,ましてや対立する営みでもない。また,学問(科学)には「説明」的方法と「理解」的方法という2つの方法があるのでもない。つまり,自然を対象にしたときには「説明」的方法が用いられるが歴史や芸術を対象にしたときには「理解」的方法が用いられるとか,自然科学は「説明」するが人文科学は「理解」する,とかいうわけではないのだ。強いていえば「説明」だけが方法的である。学問とは「説明」という方法と,それによって獲得された知の総体にほかならない。

吉川浩満 (2014). 理不尽な進化:遺伝子と運のあいだ 朝日出版社 pp.352
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