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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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英雄の行為の根底

英雄の時代が始まるのは,人間の村や町があちこちにつくられた後のことである。原始の時代から生き延びた怪物の多くが,いまだ辺境に棲息し,悪意や自暴自棄の念をもって人間社会と敵対している。そうした怪物は退治しなければならない。それに加えて人間の専制君主が人々から略奪を繰り返してその地位につき,悲惨な状態をつくり出している。専制君主も討伐する必要がある。したがって,英雄の行為の根底には邪魔者を取り除く使命がある。

ジョーゼフ・キャンベル 倉田真木・斎藤静代・関根光宏(訳) (2015). 千の顔をもつ英雄[新訳版][下] pp.215
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