忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

授業料の低さ

戦前期,とくに明治・大正期の私学経営上の問題は,何よりもその授業料の単価の低さにあった。明治41年当時の授業料の年額をあげれば,早稲田40円,慶應義塾36円,中央・法政30円,専修・日本27.5円,慈恵会医専70円などとなっている。これだけではその高低を判断できないが,官立の高等学校・高等高商・医専の30円,東京高工の25円などと比べてみると,慶應・早稲田,それに私立医専を例外としてほとんどの私学が,授業料を官立校と同じか,それよりも低い水準に設定していたことがわかる。

天野郁夫 (2009). 大学の誕生(下) 中央公論新社 pp.200
PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]