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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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特定不正行為

アメリカ国立科学財団(National Science Foundation, NSF)をはじめ,世界の国々が,重大な研究不正として認定しているのは,
 ・ねつ造(Fabrication)
 ・改ざん(Falsification)
 ・盗用(Plagiarism)
 の3つの不正である。文科省のガイドラインは,この三者を「特定不正行為」として位置づけている。それぞれの英語の頭文字をとって,「FFP」ともいう。研究不正の研究者,白楽ロックビルは,日本語の頭文字から,「ネカト」と呼んでいる。本書では,「重大な研究不正」と呼ぶことにする。分かりやすくいえば,レッドカードに相当するような一発退場の違反である。misconduct(不正)と同じような意味で,fraudということもあるが,「詐欺」のニュアンスが強い。

黒木登志夫 (2016). 研究不正 中央公論新社 pp.127-128
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