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読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

無自覚の宗教心

 よく日本人は宗教に対して無頓着で,特定の宗教を信じていない,あるいは無宗教といわれる。だが,キリスト教の長い歴史を持ちながらも近代合理主義的な科学を生み出してきた西洋人と比較してみると,日本人の多くは無自覚のうちに魂の不変を信じ,魂が物に宿るというアニミズムが浸透している。つまりオカルトブームには,日本人独自の民族性が色濃く反映されているのである。


 人間というものは,物質的に目覚ましい進歩を遂げても,精神的にはなかなか変わらないものなのだろう。特に日本人に根強く残る不可視な領域,つまり霊の世界とでもいうべきものに対する信心はまったく変わっていないのではないだろうか。



前田亮一 (2016). 今を生き抜くための 70年代オカルト 光文社 pp.232-233


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