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読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

飲酒と病気

 飲酒と病気の疫学調査では,適量飲酒者のほうが非飲酒者より健康面で有利だという結果が見られる。これに対して,適量飲酒者は一般に裕福で恵まれているからだという批判がある。疫学調査が実施された西欧社会では,適量の飲酒はごく当たり前のことであり,生活習慣にとけ込んでいる。酒を飲まない人は,飲まないことをあえて選んだ少数派と言ってもいいだろう。その理由はわからないが,健康問題が背景にあることも考えられる。だとすれば,非飲酒者の発病リスクが高くなる真の原因は,そこにあるのではないだろうか。



リチャード・スティーヴンズ 藤井留美(訳) (2016). 悪癖の科学:その隠れた効用をめぐる実験 紀伊國屋書店 pp.61


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