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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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意識的な努力が必要

 だが,それは誤りだ。一般的に,何かが「許容できる」パフォーマンスレベルに達し,自然にできるようになってしまうと,そこからさらに何年「練習」を続けても向上につながらないことが研究によって示されている。むしろ20年の経験がある医者,教師,ドライバーは,5年しか経験がない人よりやや技能が劣っている可能性が高い。というのも,自然にできるようになってしまった能力は,改善に向けた意識的な努力をしないと徐々に劣化していくためだ。



アンダース・エリクソン ロバート・プール 土方奈美(訳) (2016). 超一流になるのは才能か努力か? 文藝春秋 pp.42


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