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読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

無作為割当と無作為抽出

 無作為割り当てと無作為抽出が同じではないことを覚える一番の方法は,無作為割り当てをしていない非無作為抽出,無作為割り当てをした非無作為抽出,無作為割り当てをしていない無作為抽出,無作為割り当てをした無作為抽出の四つの組み合わせのいずれかが起こりうることを,常にはっきりさせておくことです。心理学の研究ではその必要がないため,無作為抽出を用いることはほとんどありません。次節で見るような理論の検証や,便宜的標本を含むような研究でしか,必要としないのです。もし研究で無作為割り当てが用いられていたら,その研究はすなわち実験研究ということになります。もし無作為割り当てが用いられていないとすると,それは相関研究ということになります。無作為抽出が用いられる研究の多くは,調査や関連を見るだけの研究なので,無作為割り当てが用いられることはありません。つまり相関研究となるのです。



キース・E・スタノヴィッチ 金坂弥起(監訳) (2016). 心理学をまじめに考える方法:真実を見抜く批判的思考 誠信書房 pp.139


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