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読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

デジタル図書プロジェクト

 1996年,スタンフォード大学でコンピュータ科学を専攻していた二人の大学院生が取り組んでいたのは,当時「スタンフォード・デジタル図書館技術プロジェクト」という名で呼ばれていた研究だった。いまでは終了しているこのプロジェクトの目標は,本の世界とワールド・ワイド・ウェブとを結びつけた将来の図書館のあり方を構想することにあった。彼らが取り組んだのは,図書館の蔵書を自由に検索してサイバースペース内で次から次に本を歩猟できるようにするためのツールの開発だった。しかし,当時はこのプロジェクトには無理があった。利用可能なデジタル書籍の数がかなり少なかったからである。そこで,彼らは文書から別の文書へと進んでいくという自分たちのアイデアと技術を利用して,ビッグデータの跡をワールド・ワイド・ウェブの中で追うことにした。こうして,彼らの取り組みは小規模な検索エンジンに転化した。彼らはそれを「グーグル」と名づけた。



エレツ・エイデン ジャン=バティースト・ミシェル 坂本芳久(訳) (2016). カルチャロミクス:文化をビッグデータで計測する 草思社 pp. 30


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