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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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変異と環境

 進化における変化は,選択されるべき有利な突然変異がなくてはおこり得ない。変化に必要なものは二つある。環境条件の変化と,あらたな環境条件によって選ばれ得る変異型の存在である。前にのべた定期的な飢饉の例では,初期人類の変化は環境に由来するものだった。しかし,それだけでは新変異型,新しい種への進化のための十分条件とはいえない。環境因子は,その時点ですでに存在している遺伝子への反応,変異型すなわち突然変異と適合しなければならない。この潜在する突然変異は,それまでの環境のもとでは害も益もないが,環境がかわると急に重要で有益なものとなる。当初はほとんど価値のない突然変異も,はからずも,将来の環境変化にたいする備えとなることがある。
デイヴィッド・ホロビン 金沢泰子(訳) (2002). 天才と分裂病の進化論 新潮社 pp. 66

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