I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

検索データ上の偏見

 検索データ分析には,何がヘイトを起こし,また減らすのかを学ぶ別の有意義な使い方もある。たとえば黒人のクォーターバックがドラフトされた際の,あるいは女性が公職に当選した際の,人種差別的,性差別的な検索数を調べることができる。地域の警察活動と人種差別主義が,あるいは新しい反セクハラ法と性差別主義が,どのように呼応しているかも調べられる。
 意識下の偏見について学ぶことも有意義だ。たとえば,少女を励まし,あまり容姿を気にしなくてすむよう,誰もがもっと努力できるかもしれない。グーグル検索データやネット上の真実の泉は,人間の心の闇をかつてないほど明らかにする。これは時として認めにくい事実だ。だがそれが私たちを強くもする。データを持って心の闇と戦うことができるのだ。世界の問題に対するデータを豊富に集めることは,問題解決への第一歩なのだ。
セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ 酒井泰介(訳) (2018). 誰もが嘘をついている:ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性 光文社 pp. 188

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