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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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グループ・シンク

 イェール大学の心理学者アーヴィング・ジャニスが,1972年に集団思考(グループシンク)という言葉を考え出したとき,その主な特徴は次のようなものだと述べた。
1 画一性への圧力——集団の考え方や決定事項に反すると,脅迫あるいは実際に制裁などが行われ,疎外感を抱くようになる。
2 集団内での閉じた思考——これによって,いかなる疑念も合理化できるようになる。
3 集団の過大評価——自分の属している集団は強くて,賢くて,他の集団に比べ道義的に勝っていて,さらには不滅とさえ考える。
レン・フィッシャー 松浦俊輔(訳) (2012). 群れはなぜ同じ方向を目指すのか? 白揚社 pp. 136

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