I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

仮説駆動型とデータ駆動型

 この「仮説駆動型」の方法,もしくは演繹的方法に代わるアプローチがある。それは「データ駆動型」の方法,もしくは帰納的方法である。このアプローチも,やはり三つのステップから構成される。(1)膨大な量のデータを集める,(2)データを解析してパターンを検出する。(3)これらのパターンを使って仮説を立てる。
 研究者の中には,個人的な好みの問題として,どちらかのアプローチに心惹かれる人もいる。しかしじつをいえば,これら二つのアプローチは対立するものではない。データ駆動型のアプローチは,直観だけに頼るより,探究の価値のある可能性の高い仮説を立てるためのアプローチと見るべきなのだ。そうして良い仮説を立てたのち,仮説駆動型の研究を行えばよい。
セバスチャン・スン 青木薫(訳) (2015). コネクトーム:脳の配線はどのように「わたし」をつくり出すのか 草思社 pp. 340

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