忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

どの財布が戻ってくる?

 私は240個の財布を買い,宝くじ,割引チケット,にせのメンバーズカードなど,ありふれたものを入れた。それに加えて40個ずつ4組,合計160個の財布に4種類の写真を1枚ずつ入れた。笑顔の赤ちゃん,かわいい子犬,しあわせな家族,穏やかな老夫婦の写真である。5組目の40個の財布には持主が最近慈善事業に寄付をしたことを示すカードをつけ加え,6組目の40個の財布にはなにもつけ加えなかった。つけ加えたものは,財布を開いたときにすぐ目につくような透明なビニールの窓の中に入れた。そのように準備した財布をすべてごちゃまぜにしたあと,通行人の多い通りに1つずつこっそり落とした。ただし郵便ポスト,ごみ箱,ゲロや犬の糞から離れた場所を選んだ。
 1週間で52パーセントの財布がもどり,明確なパターンが浮かび上がった。返ってきた財布のうち,6パーセントはなにも加えなかったもの,8パーセントは慈善カードをつけ加えたものだった。老夫婦,かわいい子犬,しあわせな家族の写真を加えた財布が返ってきた割合はそれぞれ11,19,21パーセント。抜群に成績がよかったのは,笑っている赤ちゃんの写真を加えた財布で,なんと35パーセントがもどった。

リチャード・ワイズマン 木村博江(訳) (2010). その科学が成功を決める 文藝春秋 pp.75
PR

TRACKBACK

Trackback URL:

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]