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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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自尊心機能論

 Bednar et al.(1989)の理論によると,自尊心とは「自分の適切さについての感情的なフィードバック」である。自尊心が低いということは自分が適切ではないということの信号である。自尊心は,心理的脅威に対処するか回避するかによって変わる。つまり,脅威に対処すれば自尊心は高まり,回避すれば自尊心は低まる。逆に,自尊心の高低が,脅威に対する反応に影響を与える。つまり,自尊心が高いと対処反応が増え,自尊心が低いと回避反応が増える。

M.R.リアリー (2001). 自尊心のソシオメーター理論 R.M. コワルスキ&M.R.リアリー(編著) 安藤清志・丹野義彦(監訳) 臨床社会心理学の進歩 実りあるインターフェースをめざして 北大路書房 222-248.


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