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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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野暮というもの

 誰かのことを考えているときに電話が鳴って,出てみると相手は当人だった,という経験があなたにもおありだろう。そんなときは,わくわくするほどうれしくて,温かい気持ちにならないだろうか?こういうことが起こると,自分は人一倍直感が鋭いとか,何か霊的な能力が備わっているとか思いがちで,単に偶然と確立の法則が働いているだけだとは考えたがらない。私たちはこうした出来事を,物理的法則を超えた,偶然の一致以上の,ふつうと違うもの——つまり,超常現象だと考える。論理的に説明づけたってつまらないし,何の意味もないではないか。

マーティン・プリマー,ブライアン・キング 有沢善樹(訳) (2004). 本当にあった嘘のような話:「偶然の一致」のミステリーを探る アスペクト pp.23
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