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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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移行とターニングポイント

移行とターニング・ポイントという概念を結合するうえで必要な前提は,移行期が比較的普遍的な発達的挑戦によって特徴づけられるということである。すなわち」,ほとんどの人は移行期を通過していくが,この移行期では生物学的,心理学的,社会的な変化への順応の新たな様式が必要になるということである。したがって,定義からすると,移行期の文脈で起こるターニング・ポイントは,個人あるいは個人から形成する集団にとってはとくに顕著なものになるかもしれない。これらのターニング・ポイントは,往々にして行動面での変化を生じさせたり,移行期の文脈以外で生じるターニング・ポイントに比べて,より大きくて長続きする変化となるかもしれない。(Graber & Brooks-Gunn, 1966

J.コールマン & L.ヘンドリー 白井利明ほか訳 (2003). 青年期の本質 ミネルヴァ書房
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