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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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ふと耳にする

 難聴だったことも,ぼくがコンピューターにのめり込んだ理由のひとつだ。ぼくは成長の過程で,人間関係の潤滑油になるような気配りや言葉かけを身につけるのが異常なくらい遅かった。社交術は一種の社会規範であり,社会規範とは本来誰かから教えられるものではなく,ふと耳にするなかで自然に覚えていくものだ。ところが,難聴だと,この「ふと耳にする」ということができない。ほかにどれほどすぐれた能力をもっていても,これだけは絶対に無理だ。ぼくは,世間の人たちが週末になるとパーティに出かけるということを,高校生になるまで知らなかった。仲間付き合い?異性との交際?どちらもぼくにはさっぱり縁がなかった。

マイケル・コロスト 椿 正晴(訳) (2006). サイボーグとして生きる ソフトバンク クリエイティブ pp.33
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