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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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極北集団と熱帯集団

 さて,ネアンデルタール人の四肢が短く,現代の極北集団のようであることに最初に気づいたのは,アメリカの人類学者カールトン・クーンであったが,皮肉にも彼は,ネアンデルタール人がクロマニョン人に進化したという説の主唱者であった。当時はその事実のもつもう1つの意味は気づかれないままであったが,後にクロマニョン人の四肢は長く,ネアンデルタール人より熱帯に適応したタイプであることがわかったのである。今よりも気温が低い氷期のヨーロッパにあらわれたクロマニョン人が,ネアンデルタール人より熱帯に適応した身体つきをしている事実は,連続進化説ではどうにも説明がつかない。

海部陽介 (2005). 人類がたどってきた道:“文化の多様化”の起源を探る 日本放送出版協会 pp.44
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