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読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

後悔と自責

 後悔と自責は,2つの心の働きから生じるものです。
 ひとつは,故人の死に責任がなくても,死の原因を“過度に”または“誤って”自分のせいにする心の働きによって生じます。
 死という衝撃的な出来事に出くわすと,私たちは,「なぜ死んだのか?」「どうして死ななければならなかったのか?」と疑問をもち,その原因を探ろうとします。原因を見つけて,衝撃的な出来事を心に納めようとするのです。原因を探るのと同時に,その原因の責任が誰かにあるはずだと“犯人探し”をします。事故死の遺族が,原因の究明を求めたり,加害者の責任を追及することは当然の行為ですが,その“犯人”が自分自身であると思うとき,「自分があれをしていれば(していなければ),あれは起こらなかったのに」と後悔が生じるのです。

相川 充 (2003). 愛する人の死,そして癒されるまで:妻に先立たれた心理学者の“悲嘆”と“癒し” 大和出版 pp.57

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