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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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サルの注意

サルを使った実験で私が発見した一つの裏づけについてここで触れておいてもよかろう。スクリーンが空白で何の特徴も持たないとき,サルたちは赤いスクリーンより青いスクリーンを圧倒的に好んだ。ところが,スクリーンにおもしろいものが現れると,この好みは完全に消えてなくなった。スクリーンが空白の場合は,サルたちは自分の感覚以外に注意を向けるものがない。だから赤の感覚より青の感覚を好む。しかし,スクリーンに何かおもしろいものがあれば,サルたちの注意は外の世界へと引きずり出され,自らの反応からそらされる。そうなると,外界のものが青であろうが赤であろうが,どうでもよいようだ。


ニコラス・ハンフリー 柴田裕之(訳) (2006). 赤を見る 感覚の進化と意識の存在理由 紀伊国屋書店 p.28


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