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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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自分が正統

 やっかいなことは,政治組織が分裂する場合,どちらも自分が正統だと思いこむことである。一見正統でない側にしてもそうなのだ。ブントと共産党の場合,形式的な正統性は共産党にあると客観的に見えるかもしれないが,ブントの論理からすれば,共産党は革命の任務を放擲した革命党であり,大衆を裏切り,プロレタリアートを裏切り,革命家を裏切った“代々木官僚”が,党を私物化してしまったのだから,組織の正統な所有権は真の前衛をめざすブントの側にあるということになる。現在の中核派と革マル派にしても,その分裂に際して,互いに自分たちが正統であり,相手方は裏切者で組織を私物化しようとしていると考えたのである。

立花 隆 (1983). 中核VS革マル(上) 講談社 pp.64-65
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