I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

ゲームの中で

 暴力行為は派手で,起きた場合はあたえるショックも大きいが,残虐な殺人は良心の欠如が生む典型的な行為ではない。それよりも,肝心なのはゲームだ。世界を支配することから,昼食代を払わないことまで,勝つことがすべてなのだ。ゲームの仕方はつねにおなじ——支配し,人をあっと言わせ,勝つ。感情的愛着や良心が欠けている場合,人間関係で残っているのは相手に勝つことだけだ。関係に価値がなくなると,相手を殺すことで支配を達成する場合もある。だが支配の仕方で最も多いのは,カエルを殺す,性的な征服を誇る,友人をだまして利用する,チリの銅山を食い物にする,人が騒ぐのを見るためだけに切手を盗む,といったところだ。

マーサ・スタウト 木村博江(訳) (2012). 良心をもたない人たち 草思社 pp.74-75

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