忍者ブログ

I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

能力の低さと自信の高さ

研究によれば,わたしたち人間は,自分の感情を理解することにかけては,能力の低さと自信の高さが奇妙な形で絡み合っているという。あなたは,今の仕事に就いたのはやりがいがあったからだと信じているかもしれないが,実際には,もっと大きな名声を手に入れることのほうに興味があったのかもしれない。あの友達を好きなのはユーモアのセンスがあるからだと断言するかもしれないが,実際には,あなたの母親を思い起こさせる笑顔が好きなのかもしれない。自分があの消化器専門医を信頼するのは,かなりの専門家だからだ,と思っているかもしれないが,実際には,話をよく聞いてくれるからかもしれない。

レナード・ムロディナウ 水谷淳(訳) (2013). しらずしらず:あなたの9割を支配する「無意識」を科学する ダイヤモンド社 pp.18
PR

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

Copyright ©  -- I'm Standing on the Shoulders of Giants. --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]