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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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世間の常

世の中の母親や父親には,ひとつ,おかしなところがある。
 自分たちの子どもが,まったくどうしようもなく不愉快な子だったとしても,それでも彼らは,その子を,とてもいい子だと思っているのだ。
 親によっては,もっとひどいのがいる。子どもかわいさのあまり,自分の子が天才だと思いこんでしまうのだ。
 そう,こんなことは,それほどこまったことじゃない。これが世間の常というものだ。ただ,親たちが,そのどうしようもない子がどんなに優秀か,とくとくとして話しはじめると,もういけない。聞かされるほうは,こうさけばざるをえない。「金だらいをもってきてくれ!吐き気がするよーっ!」と。

ロアルド・ダール 宮下嶺夫(訳) (2005). マチルダは小さな大天才 評論社 pp.9-10
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