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I'm Standing on the Shoulders of Giants.

読んだ本から個人的に惹かれた部分を抜き出します。心理学およびその周辺領域を中心としています。 このBlogの主な目的は,自分の勉強と,出典情報付きの情報をネット上に残すことにあります。書誌情報が示されていますので,気になった一節が見つかったら,ぜひ出典元となった書籍をお読みください。

   

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工業モードへの慣れ

文化財修理の時に文化的でない仮設を作ってしまう背景には,精神的な問題もあるように思えます。つまり,大きな工場を思わせる「トタンハウス」の方が,木や瓦でできた元の寺院より立派で,技術的に進んでいて,文明的だ,という思い込みです。
 一般の観光客は日常から「工業モード」に慣れているせいか,神聖な場所,あるいは歴史的な空間に,どんなにみすぼらしい建造物ができても違和感を覚えないようです。例えば伊勢神宮は,あれほど自然素材と伝統的な宮大工の技術を大切にしているにもかかわらず,最近行われた式年遷宮の際には,やはりプレハブの鉄筋ハウスを仮設して作業を行いました。

アレックス・カー (2014). ニッポン景観論 集英社 pp.112
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